省令準耐火構造の住宅とは？
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、
住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。
省令準耐火構造の住宅の特徴は、
「外部からの延焼防止」 「各室防火」 「他室への延焼遅延」 が挙げられます。
20130311150759.pdf ・・・省令準耐火構造の住宅の特徴
省令準耐火構造の住宅のメリットは、まず火災保険料が安くなります。
火災保険料率が軽減され、一般木造 「ロ構造」 に比べ約半分程度になるそうです。
※保険料等は、保険会社によって異なります
しかし、省令準耐火構造の住宅にすると費用もそれなりにアップします
保険料は下がりますが、建築費は上がる、難しい判断になりそうですが
万が一の火災や地震の時に省令準耐火構造の住宅にしておいてよかった というメリットが大ですね。
電気工事業界で、省令準耐火構造に関わる商品と言えば、配線器具の簡易耐火プレート、
その配線器具を納めるスイッチボックスがこちらです。
未来工業 鋼製カバー付スライドボックス ＳＢＧシリーズ
未来工業 鋼製カバー付スライドボックス パンフレット ↓ クリックで拡大します
フランジ付鋼製カバーによって、
壁穴とボックスとのすき間からの壁面部への火災の侵入を防止します。
塩ビのスライドボックスの外に鋼製の鉄のスイッチボックスがかぶさり、燃えにくくなっております。
燃えない訳ではなく、燃えにくく、燃えるのを遅らせる （延焼防止・延焼遅延） という埋め込みボックスでございます。
省令準耐火構造住宅対応・・・火災時の加熱に１５分間以上耐える性能を有するものであること。
未来工業 ＳＢＧ鋼製カバー付スライドボックスシリーズ
まだまだ頻繁には出ませんが、今後はこういった商品も増えてまいります。
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