作業を大幅に短縮！しかも濡れても壊れない！ヒオキ接地抵抗計FT6031

2014年9月8日おすすめ商品オススメの記事動画計測器・測定器

ＨＩＯＫＩ　日置電機さんの新しい接地抵抗計（アーステスタ）のご紹介です。

型式：FT6031-03　

特長：３電極法（A,B,C,D種測定）２電極法（Ｄ種測定）まで対応（JIS規格・EN規格対応）

標準価格：￥42,000(税抜）　　寸法：185W × 111H × 44D mm, 570 g

まずは、基礎知識から少し

◆接地抵抗測定の必要性

接地（アース）とは？設備機器や電気機器を大地につなぐことをいいます。
電気設備が故障したり劣化したりした場合に人間が感電しないようにするための手段として接地は必要不可欠です。接地は電極を大地に埋め込むことで実現しており、この電極と大地の間の抵抗を接地抵抗とよんでいます。安全上の理由から接地抵抗は基準値以下にすることが求められており、安全性を確認するためには、接地抵抗の測定が必要になります。

だから、電気工事において接地抵抗計（アーステスタ）は必要不可欠なのです！

それでは、日置さんの新型ア－ステスタFH6031-03が、どれだけ進化したのか徹底検証していきます！

まず見た目は、ブルーのラバーがカッコいい！今までにない精悍な印象です。

まず今回のいち押しである機能は、

現場に強い、防塵・防水性能と堅牢性！

◆防塵・防水機能が向上、現場での測定に最適（国際保護等級IP67）
砂ぼこりの舞う厳しい環境下での使用に耐えるため防塵性を大きく向上。また、測定器を地面に置いて使用するため、土が付着し汚れることから、測定器本体を丸洗いできるように防水性が高まりました。

現場で汚れた測定器を丸ごと水洗いできてしまうのです！精密機械には考えらませんね、これは便利です！

◆高さ1メートルから落下しても耐えられる堅牢な設計（ドロッププルーフ）
　FT6031-03は、コンクリート上に高さ1メートルから落下しても壊れない堅牢な耐衝撃設計です。

測定器ではありえない程のタフなギアなのです、頼もしい！

そして、ここからが重要ですよ、今回一番お伝えしたいことは、

準備、測定、片付け作業を大幅に短縮できることです！

今まで、こんなことでお困りではないでしょうか？

まず、接地抵抗を測定する際には、補助接地棒を地面に差し込まなければなりません。

従来のものは太くて、固い土になかなか差し込めませんでした・・・手も痛くなってしまう・・・

新しい日置アーステスタFH6031に付属の補助接地棒は、従来に比べ細くて強いものになっております。

また、いままでの作業では打ち込む場所を何度も変えたりされていませんでしたか？

従来機では補助接地極の抵抗の許容範囲が狭かったため、乾燥した場所で測定するためには補助接地棒を

何度も地面に差し直して補助接地極の抵抗を下げなければなりませんでした。

このような困りごとを解決します！

FT6031-03では許容範囲を従来の10倍に拡大してありますので、補助接地棒を差しなおす回数が大幅に削減されます。

土壌の乾燥状態等で、何度も補助接地棒を差し直す不便を解決します。

そして、まだあります。

とても面倒だった測定コードの巻き取りに革命が起きています！
　

◆標準付属の便利な巻き取り器により、準備と片付けの時間短縮を可能に
　接地抵抗測定の際にわずらわしいのが、測定コードの準備と片付けです。　

接地抵抗を測定するには、10～20メートルの測定コードで測定器と地面に差し込んだ電極をつなぎます。以前はリールに測定コードを巻きつけただけの構造でしたので、1本ずつ測定コードを地面に這わせて準備し、また手で測定コードをリールに巻きつけて片付けていました。
新商品は巻き取り器を２つ標準付属しています！この巻き取り器は片手で２つ持ちながら、測定コードを引き出せますので、２本同時に用意できます。

また、リールを回して巻き取ることができるので、従来製品に比べて、２倍のスピードで測定コードを巻き取ることができます。